2025-2040変わりゆく医療のアウトライン
  • 経営管理・医療経済
  • 2025-2040変わりゆく医療のアウトライン

  • 地域医療構想・医療DX・かかりつけ医・ 就労者不足・働き方改革の予測図


  • 武藤正樹
  • A5/2色刷/約240頁
  • 2025年07月 刊行予定
  • 978-4-87058-994-0
・・・・・・・・・・・・
予約受け付け中
・・・・・・・・・・・・ 

2025年から2040年に向けて医療・介護制度改革は待ったなしの状況です。この15年の変化の潮流をどう読むか,具体的に何がどう変わるか,医療機関はいかに対応していくべきか――その難路の行程を的確に指し示す,新たな時代のロードマップ‼

働き方改革とタスクシフト,第8次医療計画,新地域医療構想,かかりつけ医機能と外来医療構想,医療費適正化計画,医師確保・偏在対策,医療DX工程表,診療報酬・介護報酬改定――等のアウトラインと全体像を描出し,その具体的な内容と変化への対応策を明快に解き明かします。

FAXでのご注文はこちらから


¥2,600 (税抜)

書籍内容

【本書より抜粋】2025年,800万人の団塊世代のすべてが後期高齢者になる。病院や在宅医療や介護の現場で,団塊世代の後期高齢者があふれかえる時代の始まりだ。これはもはや「後期高齢者パンデミック」とも言える状態だ。
 そのポスト2025年へ向けて様々な改革工程表がいっせいにスタートした。まず2024年には医師の働き方改革がスタートし,診療報酬・介護報酬改定・障害福祉サービス改定のトリプル改定が行われた。さらに第8次医療計画や第9期介護保険事業計画,第4期医療費適正化計画,医師確保計画,医師偏在対策,医療DX工程表もスタートした。
 そして,その15年後の2040年には団塊世代が85歳以上となる。すなわち,要介護高齢者が激増するということだ。と同時に,それを支える生産年齢人口は1200万人減少し,医療福祉分野では就業者が100万人近く不足すると予測されている。
 2040年問題へ向けて,医療・介護の体制を大きく変えていかなければならない。

主要目次

主要目次