なぜ外科医は切りたがるのか,外科医は何を思い何に悩むのか,どんなときに外科医は肝を冷やすのか──日本の外科医の現実を鋭く「切り取る」1冊!!
~TVドラマでは描かれない外科医の本音~
なぜ外科医は切りたがるのか,外科医は何を思い何に悩むのか,どんなときに外科医は肝を冷やすのか──日本の外科医の現実を鋭く「切り取る」1冊!!
★“神の手”と呼ばれる天才外科医が,誰もが不可能という難手術を軽やかに成功させ,賞賛の声を背中に白衣をなびかせて颯爽と歩く。が,そんなTVドラマに登場するヒロイックな天才外科医など滅多にいるものではない。現実の外科医はそんな格好いいものではない──と著者は言います。
★現実の外科医とはどのような人間なのか,どのような仕事をし,どのような思考・行動パターンをもち,どのような矛盾やトラブルに直面し,何に悩み,何に喜び,何を憤り,日々いかに格闘しているか。──本書ではそんな外科医の現実と本音を鮮やかな“筆さばき”で切り取ります。
★医療政策の歪みと医師不足のなかで,医学界の因習に翻弄されつつも,ただ一つの間違いも許されない生命のせめぎ合いに日々格闘し,ときには患者のクレームに振り回され,家族との時間と私生活にも犠牲を強いられる──身も心も削られるがごとき日本の外科医の現実がここにあります。