■第1章では,「審査基準も審査委員も審査責任の所在も不明な非常識な制度」,「診療報酬請求権は医療を行った段階で成立する」,「再審査請求は医療側の正当な権利」,「個別指導に検査権限はない」,「自主返還に法的根拠はない」―等々,法的根拠に基づく明快な指摘を満載。“医療界の常識”がいかに曖昧かつ非常識かがよくわかります。
■第2章では,不当審査を争点としたEPO訴訟の経緯(査定減点―再審査―面談)から,訴訟の争点(審査基準の妥当性),裁判の経過(法廷闘争の日々),結審(全面勝訴)までを,法律の素人にもわかるようにドキュメント風に活写(訴訟の詳細な記録はCD-ROMに収録)しています。
■不当なレセプト審査・指導監査に泣き寝入りしない,理論武装のための1冊!!