★本書では,日本におけるBAV の第一人者が,①術式の適応,②必要な医療機器・材料・薬剤,③術前・術後検査,④術式の工程と技術,⑤考慮すべき合併症――等の全ディテールを,多数の図や写真を使って詳細に解説しています。
★BAV(大動脈弁バルーン形成術)は,①治療抵抗性の重症心不全を呈したAS,②非心臓手術術前症例,③ AS の根治療法である経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)や大動脈弁置換術(SAVR)のブリッジセラピーなどとして,多岐にわたる有用性が再認識され,最近,再び脚光を浴びている治療法です。