★2016年診療報酬改定により,過去1年間のニコチン依存症管理の平均継続回数が2回に満たない場合の減算規定が新設されました。禁煙治療を継続させることが,患者の治療のためはもちろん,診療報酬上も必須となりました。
★本書では,禁煙治療を継続させる「動機づけ」に焦点を当て,面接における具体的な質問・是認・聞き返し・要約の手法(OARS)について,また患者自身の「チェンジトーク」(行動変容を指向する発言)を引き出し増幅させる手法について,患者の「抵抗」「不協和」「維持トーク」への応答について,心理学的アプローチからわかりやすく実践的に解説しています。
★巻末付録として,実際の面接で,コピーしてそのまま使える「個人的価値カード」(83枚のカードの中から重要な価値カードを選択・序列化することで価値観や行動パターンを理解するもの)も収録しています。
★具体的な質問など会話例を多数収録しているので,臨床実用マニュアルとして実際の診療の場面でそのまま活用できます。
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