クリニック経営は,机上のプラン通りにいかないのが当たり前の世界。開業時の事業計画の甘さ,想定患者数と現実の乖離,診療報酬の変化,競合クリニックの開設,スタッフの雇用問題,想定外の出費──等々,様々なギャップやアクシデントが生じます。また,プランを狂わせる“落とし穴”も,開業支援業者に勧められるままの事業計画,銀行からの過重融資,合い見積もりを取らない契約,費用対効果マイナスの広告,スタッフの採用・教育の失敗──等々,無数に存在します。 
 
本書では,これまで30年間で200以上のクリニックを経営改善に導いてきたプロフェッショナルが,クリニック経営の“リアルな経験知”を総まとめしています。
 
失敗しない計画,騙されない契約,実効性ある業務改善,活力ある職場,優秀な人材育成──を実現する実践的な“クリニック経営の300の鉄則”。プランと現実との乖離が見えてきたら,ぜひ本書で手当てを。

300の鉄則(例) 

■マニュアルどおりの開業では成功しなくなった。医療を取り巻く環境は変わった

■「こんなことが起こるのか?」──成功への道は誰もが通る予想外の道‼

■1日当たりの患者数と診療単価,診療限界患者数が事業計画の鍵となる

■後から払う税金,先に払う税金がある。自由に使える資金は意外と少ない

■意見の押し付けでは退職者が増える。意欲をもたせることができれば予想以上に成長する

■広告やホームページに頼らなくても流行っているクリニックはいくらでもある

■顧客管理で地域や患者ニーズに応えて診療を変化させることが増患・増収につながる